認知症の種類と症状
- feedinnovationinc
- 2015年1月8日
- 読了時間: 3分

昨日、朝の情報番組で「認知症」に関する特集がありました。
認知症、皆様の多くがご存知だと思います。
厚生労働省によると、65歳以上に占める認知症発症患者数は全体の15%にまで
及んでいるとしており、今後一層65歳以上の人口が増加する日本において対策
と対応、何よりも「認知症に対する理解・予防意識の普及」が課題となっていますね。
もちろん、このブログを書いている私自身、決して対岸の火事ではございません。当農園が20年間、胚芽米にこだわってきたのは、豊富な栄養価を日常摂取いただきたいこともありますが、そして今、日本を含め世界が注目する栄養成分GABA(ギャバ)に認知症の予防効果があるのではと期待されているからです。
*GABAの認知症予防への期待についてはこちらから。
*胚芽米に含まれる栄養素やGABAについてはこちらから。
そして、私は、一人でも多くの方に、認知症の理解、その症状について学んでいただき、早期発見、進行を弱める、食い止めるといった未来につなげていただきたいと考えています。どうかお付きあいいただけましたら幸いです。
認知症とは一体どんな病気??
認知症は、「アルツハイマー型認知症」と「血管性認知症」に分類されます。
かつては「痴呆」と呼ばれていましたが、2004年の厚生労働省用語検討会によって「認知症」と改められました。
認知症の主な症状は、脳内の神経細胞の萎縮によって
・知能低下
・人格変貌
・もの忘れ
・失語
などが主に挙げられています。
「アルツハイマー型」と「血管性」の違いは?
アルツハイマー型認知症は、最も発症者数の多い認知症タイプとされています。発症の原因は、現代の医学でも解明されておらず、上記で触れたような症状を引き起こします。
初期の症状は、徐々にそしてゆっくり進行する「もの忘れ」が特徴的で、
最近の出来事を記憶することがむずかしくなってしまいます。
同じことを何度も聞いたり、置き忘れが多くなったりなどといった行動は、上記が起因しています。
アルツハイマー型の恐いところは、自覚症状がなく、病院へ行くといった行動になかなか起こされにくい点ではないでしょうか。
事実、初期の症状には、以下のような症状
・運動麻痺
・歩行障害
・知的障害
・失語
などの症状が見られないとされています。(*生活習慣の違いで個人差があるようです)
「血管性認知症」とは、アルツハイマー型とは違い、その原因が明らかになっている認知症です。主な原因は、
・脳梗塞
・血流低下
などが挙げられています。
主な症状は、一概にまとめることができません。血管性の場合、脳内の障害
場所によって、一部の機能が失われ、一部の機能は正常であるといったケースで、人格や判断力などは保たれていることが多いとされています。
また、初期の段階から
・歩行障害
・手足の麻痺
・ろれつが回りにくい
・転びやすい
・感情のコントロールが難しい
などの症状が見られることから、ちょっと変だなと早期発見の可能性が高く、
病気診断された場合は、進行を止めることもできるとも言われています。
増加する認知症をどう対策していくのか。医療面ではなく、家族のケアが非常に重要なのが認知症です。願わくば、認知症という病気を世界から消したい。
ただ今できること。認知症への理解、予防意識をもっと広める工夫を国には
とってほしい。そして、認知症患者の受け入れ設備の整備、介護によって精神的疲弊を余儀なくされた家族の方々へのケアなど、是非、国民、家族の意見を今後の政策に反映していただきたい。
次回は、認知症の予防や対策についてまとめます。是非お見逃しなく。
失礼いたします。
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