あきたこまちの特徴。あきたこまちってどんなお米?
あきたこまち。もちもちした食感。冷めても美味しく食べていただけるお米。
あきたこまち。コシヒカリと同じくらい広く浸透しているお米ですが、どこで生まれたお米かご存知ですか?これも皆さんご存知ですね、そう"こめどころ”と呼ばれる秋田県です!秋田県にて、美味しい食味のお米を作ろうと動いた品種改良プロジェクト、昭和59年、コシヒカリを母とし、奥羽292号を父とする「あきたこまち」が誕生しました。
あきたこまちの"名前の由来"は何???
ところで皆様は、"あきたこまちの名前の由来"をご存知ですか?知らないという方も多いと思いますので紹介します。あきたこまちの名前の由来は、小野小町[秋田県小野の里に生まれ、世界三大美人に数えられる平安時代の歌人]のように、おいしいお米として末永く愛されて欲しいという秋田の願いが由来となっています。
あきたこまちの特徴は???
親品種[コシヒカリ]以上のつやと粘りが"あきたこまち"の特徴です。コメの消費量の減少、減反政策の時代に、当時の2大品集「コシヒカリ」と「ササニシキ」にも勝てるお米として期待されていました。
事実、当時の食味試験ではそれらの品種を上回る評価も
されていたようです。
また、"あきたこまち"の特徴として、その他の品種と比べてお米に含まれる水分が多いので、冷めても美味しいなどの特徴があります。
この特徴のおかげ、一般的にはパサパサしてしまう"玄米""胚芽米"でも、美味しく食べていただけます。
当農園の"あきたこまち"は絶品ですよ!お忘れなく!!
秋田県産のあきたこまちNO!宣言!!
あんべうまーーいですよ!!
周知の事実ですが、秋田県の品種改良により生まれた"あきたこまち”ですが、
秋田県だけではなく、日本全国[関東・中国四国・九州地方]にてお米は生産されています。これは、品種登録をせず知的財産としての裏付けがないことが
理由です。
しかーーし、やはり秋田県の"あきたこまち"が一番です。
それは、秋田という土地が美味しいお米を育てる上でいろいろな自然資産に溢れているからです。
POINT1:対馬海流による温暖気候の恵みが"あきたこまち"を育てる
一つはあまりイメージにはないかもしれませんが、東北だけど"温暖"な気候に恵まれているということです。秋田の西は日本海に面し、対馬海流のおかげで温暖な気候に恵まれるんです。
POINT2:奥羽山脈が有む寒暖差が"あきたこまち"の甘みを増す
秋田県の東は南北に連なる奥羽山脈が「ヤマセ」をさえぎるので、山越えした寒風はフェーンの風に変わり、8~10度温度が高くなるという現象が起こります。秋田では、「宝風」と呼んでいますが、この現象により、盆地の中にある秋田の田んぼは、昼と夜との温度差が大きくなり稲の育ちはもちろん、お米、"あきたこまち"の甘みを強くしてくれるんです。もちもちした"あきたこまち"を噛みしめるほどに甘みが強くなるのは、このような自然資産のおかげなんです。